翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない―8・12集会に参加して
2017年9月8日

翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない
8・12県民大会」に参加して
《守山禎三 大阪安保事務局長》

 翁長知事を支え、政府が建設をやめるまで決して「諦めない」という沖縄県民の堅い意志を示すために企画された「県民大会」は、辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議の呼びかけで開催され、真夏の沖縄の太陽の下、暑い・熱い大会となり、45,000人が参加しました。

 8月10日(1日目)
 中央安保の呼びかけで全国から39人(大阪安保からは2人)が参加した一行は、まず普天間基地の視察を行い、オスプレイが1機も居ないことを確認した後、ゲート前で「オスプレイの配備撤回」などのシュプレヒコールを行いました。
 沖縄医療生協の会議室で日本共産党県議の瀬長美佐雄と、沖縄県統一連の瀬長和男事務局長からの報告を受け、情勢の学習を行いました。
 辺野古の現場では、建設工事に抗議して連日座り込みが続けられていますが、埋め立て工事のために毎日100台を超えるダンプによって土砂が運び込まれ、どうしても県民らのモチベーションは下がっており、政府は県民らが「諦める」ことを待っています。
 しかし、埋め立てをするためには10tダンプで350万台もの土砂が必要であり、今のペースでは117年もかかることになり、実際の工事の進捗状況は0.01%にも満たない。
 県民に見せつけるために始められた「K9」護岸工事も、100mを越えた辺りでストップしています。
 地元紙が「K9」は仮設であり、その先の海底に護岸工事に使う巨大なケーソン(鉄製の箱)を置くはずだったが、取りやめることになったということが報じました。
 つまり、沖縄県民の決して「諦めない」不屈の闘いによって、本格的な工事は、まったく着工したとも言えない状況だという説明に、参加者全員が大きな確信を感じました。
 そしてまた、この様な事実が一般マスコミなどでは決して報道されない中、私たちが県民に代わって全国の人々に知らせていくことの大切さを再確認するものでした。

 8月11日(2日目)
 お盆で工事はお休みということで、高江のN1ゲート前はとても静かで落ち着いたものでしたが、それでもゲート前には民間警備会社の警備員が12人、30分交替で整列しています。 
 3月から6月末までは、やんばるの森に住む貴重な生物らの営巣期間ということで工事は行われませんが、それでも、彼らは毎日朝から晩まで立っており、この警備費用が1日1800万円。
 昨年強行されたヘリパッド工事の費用は、当初予算6億円だったものが、2016年度末までで94億円に跳ね上がっており、昨年12月22日に完成したとして、米軍に引き渡されましたが、実は、無茶な突貫工事をしたため、法面から漏水したり、河口からヘリパッドへの歩行訓練路は未完成のままだったために、いまだに工事が続けられており、工事費用は膨れ上がる一方です。
 大浦湾に戻り、汀間漁港から抗議船「平和丸」に乗って海上から辺野古新基地建設の現場を視察。
 ここも工事は休みでしたが、それでもやはり、私たちを監視する船は直に現れます。
 これも民間のマリンセキュリティーという問題の会社が雇われており、その他にも地元の漁師さんが1日5万円で監視業務に雇われ、その費用は年間4億円。

 8月10日(1日目)
 午後2時から始まった大会は、発言される一人ひとりの言葉から郷土への計り知れない愛情が感じられ、同時に、その郷土の住民により示された「民意」を踏みにじる日米両政府への怒りが溢れていました。
 共同代表の一人、玉城 愛さんの「うちなんちゅが求む「基地負担軽減」に日本政府は全く応えていない」「人間として生きる権利を抵抗の心として掲げ続けていく」という言葉に、多くの参加者が目頭を押さえていました。
 そして、最後に登壇した翁長知事には文字通り割れんばかりの拍手と沖縄の指笛が鳴りやまず、「撤回の時期について、私の責任で判断する」という決意に、歓声が沸きあがりました。
 大会は「辺野古新基地建設断念」「オスプレイの配備撤回」「普天間基地の閉鎖・撤去」を宣言し、合わせて、「オスプレイ配備撤回、飛行禁止と自衛隊によるオスプレイ導入撤回を求める」特別決議を確認しました。

 沖縄のたたかいは新しいステージへと突入します。
 私たちは、沖縄県民と連帯して、立憲主義・民主主義を取り戻し、静かな海・美しい恵み豊かな自然の中で暮らす当り前の暮らしを取り戻すために闘います。
 来年2月4日に行われる名護市長選挙は、辺野古新基地建設の地元自治体の首長を選ぶ選挙です。
 この選挙は、「戦争する国となるのか、憲法がくらしにいかされる平和な国を発展させるのか」という日本国民の岐路における大きなたたかいです。
 北朝鮮問題にみられる「日米同盟第一」の安倍政権の姿勢と、それを反映し、利用しての軍事拡大は、全国で多くの国民が感じ、放置できない状況となっている中、沖縄のたたかいに勝利し、国民不在の安倍政権に鉄槌を下すため、力を合わせましょう。


沖縄と連帯してたたかおう!
~辺野古新基地建設絶対阻止~
2017年8月3日

沖縄では、新たなたたかいが始まりました。

1.辺野古新基地建設は断念せよ!
①沖縄県が工事差し止め裁判を提訴
 日本政府は、前仲井真知事による公有水面埋立法に基づく岩礁破砕許可が3月末日で期限切れとなっているにもかかわらず、4月1日以降も米軍の新基地建設工事を強行しています。

 沖縄県は、改めて岩礁破砕許可を得ることが必要だとして、沖縄防衛局に対して文書で行政指導を行い、工事計画にもない新たなボーリング調査を強行していることに対しても、「岩礁破砕等の許可に関する取扱い方針」に基づく協議を求めてきました。

 しかし、政府が、名護漁協が漁業権を放棄したことを理由にこれまでの法解釈を勝手に変更し、新たな岩礁破砕許可の申請は不要として工事を強行し、4月25日からは護岸工事に着工しているため、ついに、7月24日、沖縄県は日本政府を相手取り、名護市・辺野古で続けられている米軍のための新基地建設工事の強行は違法だとして、工事の差し止めを求めて那覇地裁に提訴するとともに、判決まで工事を中断させる仮処分を申し立てました。

②埋め立て工事は行き詰っている
 4月25日から始まった護岸工事は、最初に着工したK9護岸が海岸から約100mまで伸び、西側のK1護岸、辺野古崎近くのN5護岸の工事準備が進められています。

 日本政府はとにかく手当たり次第に工事をやって、県民が諦めるのを狙っているようですが、そんなことで諦める沖縄の人々ではありません。
しかも、K9護岸は計画では海岸から316m伸ばすことになっているにもかかわらず工事は進んでおらず、これから先は水深が急に大きくなるために難航しているようです。

③埋め立て用の土砂が調達できない
 政府は今後約5年間で埋め立てる計画ですが、7割以上とされる県外からの土砂については、「戦争のための基地建設に故郷の土砂は使わせない」と、土砂の搬出が狙われる西日本各地で始まった運動をつなぐ全国連絡協議会が2015年に結成され、まったく計画通りには土砂の調達ができていません。

 しかも、沖縄防衛局自身が環境影響評価書(環境アセス)や仲井真前知事に提出して承認を得た「埋め立て承認願書」で「石材を洗浄する」としており、さらに、沖縄県条例によって、搬入する土砂については外来生物のチェックが行われるため、そう易々とはいかないことが予想されます。

④名護市長の権限が立ちはだかる
 大浦湾に流れ込む美謝川の水路変更をしなければ埋め立て工事はできませんが、その許可権限は名護市長が握っており、また、工事を進めるうえで必要な作業ヤードを造ろうとしている地域についても、その工事を許可する権限は名護市長に有るため、大きなハードルとなることは容易に予想できます。

 2、8・12「県民大会」を成功させよう!

「オール沖縄会議」が呼び掛け、8月12日に「県民大会」が開催されます。

 この大会は、政府が4月に辺野古で護岸工事の着工を強行してから初めての大規模な集会となり、工事差し止め裁判を起こした翁長知事や名護の稲嶺市長を励ます意味も込めながら、「辺野古新基地建設断念」「オスプレイの配備撤回」「普天間基地の閉鎖・撤去」の実現を日米政府に訴えるものです。

 7月2日に行われた那覇市会議員選挙においても、東京都議選同様に安倍政権に対する批判が示され、自民党が大敗しています。

 辺野古新基地建設を進めようとする安倍政権に対して、改めて沖縄県民、そして連帯する全国の国民の「民意」をこの「県民大会」で示し、名護市長選挙・沖縄県知事選挙に勝利し、合わせてきたるべき総選挙において「戦争する国」づくり・憲法改悪をしようとする勢力に鉄槌を下すことによって、辺野古新基地建設を断念させ、普天間基地の無条件撤去・返還を実現し、オスプレイの配備撤回を勝ち取るために、連帯して闘いましょう。



◆政治を変える!大きなうねり
~重要度増す、この夏の闘い~(クリックで本文表示)


◆決して あきらめない!!
~沖縄連帯を全国に広げよう~(クリックで本文表示)


◆4.28沖縄連帯行動
連帯宣伝行動&「沖縄連帯のつどい」《2017年5月12日》(クリックで本文表示)


◆オール沖縄をオールジャパンへ!
~大阪からうねりをつくろう~《2017年4月7日》(クリックで本文表示)


◆「辺野古新基地阻止」「オスプレイ配備撤回」の声をひろげよう!!《2017年3月3日》(クリックで本文表示)


◆すすめよう!!野党共闘《2017年2月2日》(クリックで本文表示)


◆明けましておめでとうございます《2017年1月1日》(クリックで本文表示)


とりくみカレンダー
2017年10月
23日(月) 10月の大阪安保「定例23宣伝」行動
◆日時:10月23日(月) 正午から1時間
◆場所:淀屋橋・市役所前
2017年11月
10日(金) 大阪安保「安保・沖縄問題学習会」(第1回目)
■小泉親司氏講演

◆日時:11月10日(金) 18:30~
◆場所:住まい情報センター・ホール

(案内ビラPDF版)
12日(日) 「標的の島 風たかた」映画と講演のつどい
◆日時:11月12日(日) (後日詳細掲載します)
◆場所:大阪社会福祉指導センター5階ホール
22日(水) 11月の大阪安保「定例23宣伝」行動
◆日時:11月22日(水) 正午から1時間
◆場所:淀屋橋・市役所前

◆日米安保について学びなおし、名護市長選挙勝利のために備えよう 
  《安保・沖縄問題学習会》

◆第1回:11月10日(金)18:30~
◆第2回:11月30日(木)18:30~
◆会場:ともに、大阪市立「住まい情報センター」
        3階ホール(詳細はビラをご覧ください)

 辺野古では米軍新基地建設が強行されています。そして欠陥機オスプレイが普天間から日本各地に飛んで行きます。
沖縄県民が幾度もの選挙で「新基地建設反対」の民意を表明し、あらゆる世論調査でも圧倒的多数が反対としているにも係らず、なぜ無法な工事が続けられ、墜落、緊急着陸を繰り返す欠陥機が、なぜ日本の空を飛び続けられるのか?
 もう一度、日米安保について学び直し、来年2月4日に行われる名護市長選挙勝利のために備えましょう。


◆高江写真パネル活用のお願い(A3サイズPP加工10枚組)

 沖縄・高江での安倍政権による暴挙―機動隊員500人以上で戒厳令のよう、自衛隊ヘリ機使用の工事など住民の正当な抗議活動に襲い掛かって、オスプレイパッド工事を強行しています。なかなか、マスコミでも報道されない状況で、写真パネルで現地ヤンバルや北部訓練場の状況も知りながら、宣伝することが求められています。申込用紙を作成しましたので、傘下の団体や労組、また地域でのご活用をよろしくお願いします。
 注文は直接沖縄統一連に直接FAXしてください。

(注文書PDFワードはコチラ)


 米軍は、10月21日深夜午前4時15分過ぎに経ヶ岬の米軍基地にXバンドレーダーを搬入した。石川県航空自衛隊小松基地からの陸路搬入で、住民に全く知らせず、またマスコミにも知らせず秘密裏に強行した。Xバンドレーダーの搬入強行は、とうてい認めがたいものであり、私たちは満身の怒りをこめて抗議する。(安保破棄・諸要求貫徹大阪実行委員会の「抗議声明」より)
◆発表した【抗議声明】全文はコチラ(ワード文書)


◆Kiss FM 神戸   に大阪安保・植田事務局長が出演
●番組ホームページ:
Charge up RADIO



◆9月7日(日)放送の「Charge up Radio」(音声)

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高江ヘリパッド建設反対署名

(左)「10・6オスプレイ来るな」日米合同演習反対あいば野大集会ポスター(1枚100円で頒布中) 

《新着情報・よびかけ》

◆安保破棄ニュース486号PDF版(2017.10.13 )

■「市民と野党の共闘」が、 政治を変える時が来た!
・疑惑隠しの冒頭解散、国民は許しません!
・政治を変える大きなチャンス
■2018年名護市長選挙勝利に向けて
~「安保・沖縄問題連続学習会」を開催~
■見て・聞いて・学んだ、感じた沖縄
~沖縄の声を聞こうツアー報告(大阪青年沖縄ツアー) ~
■9月の23宣伝行動
◆9月22日に大阪安保23定例宣伝行動(通算355回目)



オスプレイの配備撤回、自衛隊のオスプレイ導入中止を求める(声明)2017年8月9日

◆日米合同演習反対9.11「あいば野大集会」
 日時:9月11日(日)滋賀県高島市・住吉公園

 《あいば野日米合同演習等の中止を求める申入れ書》
 ◆米オバマ大統領宛 ◆近畿中部防衛局宛

(9月11日(日)住吉公園での「あいば野集会」の様子)



◆長編映画「沖縄ぬ思い(うちなぁぬうむい)」
 予告編(3:37)

■沖縄県民は米軍基地の押しつけにどうあらがってきたのか?
翁長知事を先頭にした「オール沖縄」の闘いの源流はなにか?
答えはすべて沖縄の歴史にあります。今回、沖縄に残された貴重な記録映画も交え、いまにつながる沖縄の歴史を知ることができる長編ドキュメンタリー映画「沖縄ぬ思い」が製作されました。
上映時間、1時間38分。ぜひみなさんそろってご覧ください。

大阪での上映運動を進めています。上映会の日程などが決まり次第掲載していきます。また、DVD、Blue-ray版での貸し出しを行いますので、取り扱いなどについて大阪安保までお問合せください。

https://www.youtube.com/watch?v=1RYuCTiQi6c