◆安保速報122号
派遣要項決定、たたかいはまさに正念場!
戦後初めて戦地へ自衛隊を派遣する「実施要項」が決定され、空自先遣隊の年内派遣を皮切りに新年にかけて次々に重武装の部隊が派兵されようとしています。国民の声に逆らい、憲法を投げ捨て、国際正義にそむく、大義のない自衛隊の派兵をくい止めるたたかいは、いよいよ正念場を迎えました。
◆大阪弁護士会は16日、自衛隊のイラク派遣に反対する会長声明を発表しました。声明は「国連の要請もイラクの同意も存しないもとでの・・今回の派遣は米英による侵攻の戦後処理としての占領行政に対する協力にほかならない」と指摘、自衛隊派兵が憲法にもイラク特措法の規定そのものにも違反すると強調しています。
派兵はイラク特措法にも違反!
「イラクにおける人道復興支援活動および安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」
*第二条2 対応措置の実施は、武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない。
3 対応措置については、我が国領域および現に戦闘行為(国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為をいう。以下同じ。)が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる次に掲げる地域において実施するものとする。以下略
*第九条 内閣総理大臣及び防衛庁長官は、対応措置の実施に当たっては、・・イラク復興支援職員及び自衛隊の部隊等の安全の確保に配慮しなければならない。
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◆枚方、吹田に続き、泉大津、富田林、高槻の市議会がイラク派兵に反対する意見書や請願を採択しました。
大教組が自衛隊・信太山官舎にビラ
14日の日曜日、宣伝カーで「教え子を戦場に送らない」と訴え、官舎に300枚、周辺地域と駅前で150枚のビラを配布。大阪安保の流しテープ改訂版10本を単組へ。新婦人和泉支部も16日、信太山駐屯地官舎周辺での宣伝を行いました。
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