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安保学習で年末年始を
申し込みは大阪安保まで

 ■1からわかる日米安保
   (A5版48頁1部200円)
 ■安保がわかるブックレットG
   (A5版64頁1部400円)

 ■原発・原子力空母と日米安保
   (A5版48頁1部200円)
「原発と原子力空母と日米安保」パンフ

   目 次

T 原発と日米安保―日本への原発導入とアメリカの戦略

U 原子力空母・原潜と原発

V 原発からの撤退と原子力空母母港化の撤退を




「辺野古」環境影響評価書の提出やめよ!

  新基地建設は許さない!

 民主党政権は、大震災後の巨額の復興資金が必要であるにもかかわらず米軍への「思いやり予算」や法人税減税の見直しはせず、環太平洋連携協定(TPP)参加、社会保障の改悪、消費税増税など弱者・被災者切捨ての「構造改革」路線をすすめようとしています。
 また、沖縄県民の「島ぐるみ」の怒りを呼び、日米両政府が普天間基地の移設を言わざるをえなく移設への流れなるきっかけとなった、95年の沖縄での米兵による少女暴行事件についても「詳細は知らない」と発言した一川防衛大臣を罷免もせずかばい続けています。
 沖縄県民と女性への侮辱発言で更迭された沖縄防衛局長(*)が「来年夏までに普天間『移設』が進展しなければ辺野古『移設』はやめる。普天間はそのまま残る」と発言したことからわかるように、野田政権は、年内に環境影響評価(アセスメント)を沖縄に提出して、来年夏までに普天間「移設」のなんらかの進展を図りたい意向です。
 「現行案は幻想だ。できないのに、できるふりをしても意味が無い」「基地問題で日本政府を窮地に追い込むより、地震と津波による経済的負担を考え、復興を促すべきだ」。(米上院軍事委員会委員長のカール・レビン議員・民主党)。などの声が米国でも、あがり始めるなど基地押し付けの矛盾は大きくひろがっています。
 いま、辺野古新基地建設反対、普天間基地の無条件返還を求めるたたかいの強化が急がれます。沖縄と本土の連帯を強め、新基地建設を断念に追い込みましょう。(*大阪安保は野田首相宛で「暴言に抗議し、罷免と環境影響評価書提出の撤回を求める要請書」を11月29日に送付)」

大阪で安保学習500ヵ所運動始動
 
スタート集会・講師養成講座を成功させよう!

安保500ヶ所運動スタート集会  海の向うに目をやれば、「アラブの春」、新自由主義の総元締め、米国での99%の一人一人による「オキュパイ運動」(反格差運動)等、今、世界が歴史的転換点を迎えていることに気づきます。
一方、国内では、旧態依然とした「冷戦」思考による日米軍事同盟の推進と、大震災と原発事故のショックで人々がたじろいでいるのに消費税増税やTPPなど新自由主義的改革を一挙に押しすすめようとする動きが際立っています。   
 こうした情勢のもとで、新春のこの取り組みは、国内外情勢を正確につかみ、「基地も安保も原発もない日本」をめざす力を大阪中に広げていくための500ヵ所学習運動のスタートになります。
 各地域・団体が2月から「安保500ヵ所学習運動」(〜4月)をすすめていくことをめざして、次のように「スタート集会」を開きます。各地域・団体レベルでの安保学習の講師養成も兼ねています。  
 この集会の成功でエンジンを始動させ、各地域・団体での学習運動に弾みをつけましょう。皆さんのご参加をお願いします。
 (プログラムなど紹介の告知ビラ(PDF文書)



府立高校生2人社会人リサーチ授業で大阪安保へ調査訪問
感想文「沖縄戦後史に興味」「続けているのはすごい」

 11月29日、女子高校生(1年)2人が、付き添いの女性教諭と共に安保事務所に来局。2人は、社会リサーチのテーマとして沖縄の基地問題を選び、偶然大阪安保のホームページにアクセスし、今回の訪問となりました。事前にファックスで「沖縄の基地問題」について質問書を送り、当日、植田事務局長が丁寧に説明をおこなったものです。
質 問  1 アメリカはなぜ沖縄に基地を置いたのか
     2 米軍基地は沖縄県民にどのような影響を与えているか
     3 沖縄県民は基地をどう思っているか
     4 沖縄に米軍基地があることでいいところはあるのか
     5 基地移動問題は今どうなっているか
     6 日本は沖縄の基地問題について対策をとっているか
     7 アメリカは基地問題をどう思っているか

感想文(要旨)
 先日は安保破棄大阪実行委員会への訪問を受けて いただきありがとうございます。
 私達の質問に、詳しく細かい所まで教えていただき、とても感謝しています。最初に説明していただいた沖縄戦後史の話はどれも初めて聞くことばかりで、とても興味深いものでした。 質問に対する回答もなぜそうなのかということの説明をして下さったので整理することができ、より理解が深まりました。何年も前から活動をされていると聞いて、とても驚いたと同時に「ここまで続けているのはすごいことだな」と思いました。
 今回取材させていただいた内容は、研究発表の際の貴重な資料として使わせていただく予定です。このたびは、お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。


許すな!「ヤマサクラ61日米合同指揮所所演習」
中国・北朝鮮(?)などによる侵略へのウォーゲーム !

 米軍・自衛隊は、大震災からわずか3ヵ月後の6月に中国・北朝鮮(?)の仮想侵略に反撃する膨大な作戦書を作成しました。これをもとに部隊配備・兵器の調達などを日米間で机上で演習するのが、「ヤマサクラ61」(日米共同指揮所演習 2012年1月31日〜2月5日)です。
 今回の演習には、成長著しい中国から日本を引き離し、米国の軍事ブロックに抱き込んでおきたい思惑があります。
 大阪安保では、12月1日と13日に合わせて19の団体を訪問し、「ヤマサクラ61反対集会」のビラとポスターを届け、集会への協力をよびかけました。また、21日には近畿安保ブロックとして近畿防衛局、自衛隊伊丹駐屯地に作戦の中止を要請に行きました。
 演習を直ちにやめることを求める「ヤマサクラ61反対集会」《1月22日(日)午後一時半伊丹市・昆陽池公園》を成功させましょう。


2011年沖縄・日本平和大会 大阪から16名

 

 11月25日から27日まで「2011年日本平和大会」が沖縄で開催され、1,600人が参加。「基地のない沖縄」をめざす県民への大きな励ましにもなりました。
 今年の平和大会は、ハワイや与那国島など国内外で「基地はいらない」と奮闘している代表団が集い連帯する機会となったのが特徴です。
 知事・市長選の最中でしたが、大阪からは16名の代表団が参加し大いに学習すするとともに、26日夜には青年も参加して代表団の交流会が持たれ親睦を深めました。
 26日にはバス2台で辺野古と高江の仲間を励ます行動がとりくまれました。この連帯行動に参加した野満大阪国公書記長の感想文をご紹介します。

27日のピースパレード 開会集会では、日本各地からだけでなくグァム、マーシャル諸島共和国、パラオ、フィリピン、ハワイ、韓国から海外の代表の方々が、この平和大会に参加されていることを目のあたりにし、この大会の国際的な意義を改めて感じることが出来ました。日本各地からの参加者の方々の訴えを聞いていると、日本に130以上おかれている米軍基地がいかに各地で地域住民の暮らし、生活に悪影響を及ぼしているか、米軍施設の75%が集中している沖縄では、さらにそのことが顕著であるかということを、より一層身近に実感することができ、翌日の分科会「辺野古・高江連帯コース」への期待感が高まりました。

 明けて翌日、まず辺野古に行きました。辺野古では海が目の前に見える座り込みテントの周りに集まって90歳の方のお話をお聞きしました。「全国からたくさんの人がここを訪れて支援をしていただいている。あなた方が家に帰られたら、ここで聞いたこと、見たことを周りの人にぜひ伝えて運動を広げて下さい。そして、ぜひまたここにお越し下さい」というお話をお聞きして、今後、大阪に帰ってもこの言葉を忘れずに、運動をさらに広げていかないといけないという決意を新たにしました。

 高江では、米軍が不要となった北部訓練場の半分を返還することを条件に、その訓練場内にあるヘリパッドを高江の集落を取り囲むように「移設」するという合意を日米両国がしていること、このヘリパッドでは墜落を繰り返している垂直離着陸機オスプレイも訓練することになる、ヘリが激しい訓練をすることによって移設先の豊かな自然が破壊される、それに反対する住民に対して政府が通行妨害禁止の仮処分を申立て、損害賠償を請求するという、本来国民の権利擁護を責務とする司法制度を悪用した妨害活動をしているというお話しをお聞きしました。「辺野古は報道などにより、よく知られてたくさんの方々が訪れているが、高江はまだまだあまり知られていない。本日はこんなにもたくさんの方々に来ていただけて嬉しい。」というお話が一番印象に残っています。ここでも、運動をさらに広げていかなくてはいけないという思いをさらに強くしました。

 最終日には、元々米軍施設であった那覇市内の新都心公園「大原っぱ」にて、閉会集会が行われました。集会に参加しながら、米軍基地を含めた米軍関連施設を撤去すれば、いかにその土地の有効利用ができ、それによって沖縄の経済発展に寄与するかということを実感することが出来ました。集会の最後には、稲嶺名護市長も連帯の挨拶にかけつけ、大いに盛り上がりました。

 私は、平和大会に参加したのも、沖縄に行った のも今回が初めてでしたが、大阪代表団をはじめ とした参加者の方々、現地の方々をはじめとした 多くの方々と知り合い、交流することができ、ま た現地の状況をこの目で見ることが出来たという 貴重な体験が出来ましたので、今後も機会があれ ば平和大会に参加しますし、プライベートでも沖 縄を訪れて今後の運動に役立てます。」

(大阪国公書記長 野満 誠)

岩国市長選に支援を!

 岩国市長選(1月22日告示・29日投開票)は、「米空母艦載機の岩国移転反対」の立場から後退した前市長(井原氏)と現職に対し、一貫して「反対」を掲げる、「会」の吉岡候補との重要な政治戦になっています。大阪安保の構成団体のみなさんに岩国市長選への支援を呼びかけ、募金および連帯の寄せ書きをお願いします。

*「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」
 〒740・0017 山口県岩国市今津町4・13・26メゾン弘田B棟101号
       п@0827-28-4880 FAX 0827-28-4881
       *郵便振替 口座01310・1・88666
※なお、大阪安保の事務所に届けていただいても結構です。安保から「会」の方に届けます。