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大阪安保で取り扱っている書籍とパンフ

★『1からわかる日米安保』(B5版48頁) 200円 2011年4月発行 

★『普天間問題と安保50年』 (安保がわかるブックレットEB5版65頁) 400円 2010年6月発行

★『原発・原子力空母』(安保がわかるブックレットGB5版64頁) 400円 2011年10月発行

●牧 俊太郎著 『「米国のポチ」と嗤われる日本の不思議』 (B5版288頁) 1,500円 本の泉社 2011年12月発行
●末浪 靖司著 『対米従属の正体・・米公文書からの報告』 (46版288頁) 2,200円 文研 2012年6月発行

ミニパンフ 高江ヘリパッド反対 『平和な生活を壊さないで』  (A6版16頁)  100円 沖縄県統一連  2011年6月発行

ミニパンフ 『横須賀の港に浮かぶふたつの原子炉』   100円  2011年6月発行

「岩国にも沖縄にも
危険なオスプレイ配備は許せない」

 22日開催された岩国での反対集会に、大阪安保は近県の安保破棄実行委員会と協力して、前日の21日から大型バスで参加しました(大阪30人など37人)。
 危険なオスプレイが、岩国経由で「世界一危険な」沖縄・普天間基地に配備されるということと、これまでも米軍機の低空飛行が大問題となっているのに、オスプレイが日本全国で低空飛行訓練するという二重の危険性があります。そのために、中国地方の「ブラウン・ルート」や広島・島根両県にまたがる「エリア567」での低空飛行の実態を知ることも今回の目的にしました。
 22日の朝からは、集会実行委員長を勤めた吉岡光則さんの案内で岩国基地や米軍住宅建設が予定され、住民の反対運動が高まっている愛宕山などを視察した後、錦帯橋を経て市役所前公園での抗議集会(1100人)に参加しました。



◆感想文「集会に参加して」

 21日新大阪駅を出発して、約500q一路中国道を走行。道中、大阪安保の植田さんから今回の取り組みやオスプレイの説明がありました。
 千代田インターからは、高速から地道へ入って広島県北の低空飛行訓練地域の各ポイントの説明を県北連絡会事務局次長岡本幸信さんから受けました。
 芸北支所前で、野良姿の格好で乗り込んだ大膳けい子さんは、旧芸北町の町長から低空飛行訓練の実態を担当するよう指示された方(当時、課長補佐)で、低空飛行訓練を年間800回も記録していました。役所退任後も、同じ活動をされているそうです。「沖縄のヘリの墜落事故が起こって、危険性を感じるようになった。低空飛行時には、パイロットの姿が見える高さで飛ぶ。子供たちは頭を抱えこむようにして耳をふさぐ。騒音は「バリッバリッ」というなんとも言えない音。小学生は『今日は来なければいいのに』『怖いよ』と話しています。」
 翌22日午前の岩国基地の見学では、普段はいない歩哨がいたり、立ち入り禁止区域が増えていたりと厳重な警戒態勢で緊張感が増します。
 集会には、山口県知事や岩国市長が「オスプレイ配備反対集会」にメッセージをよせており、政府にも配備手続きの中止を強く求めています。国民のいのちと安全より日米安保体制を優先する政治でよいのか?米軍の意向を優先する日米安保条約を破棄するべきだと強く抗議したい。

玉置敏次(高槻平和委)

 なお、8月5日に予定されていた沖縄でのオスプレイ配備反対県民総決起大会は、台風11号の直撃という事態で中止・延期されました。再度呼びかけられた大会は、9月9日(日)11時〜、宜野湾海浜公園となりました。実施要項で参加を呼びかけています。


大阪府議会議長、府議会会派へオスプレイ配備反対 の意見書採択を要請

 7月19日全国知事会は、「安全性の確認ができていない現状では受 け入れることができない」などとした政府に慎重な対応を求める緊急決議を全会一致で採択していました。
 また、7月25日に開かれた全国都道府県議会議長会では、沖縄県議会の喜納昌春議長が、「日本全国の問題としてとらえ、配備反対の意見書を各議会で決議してほしい」と呼びかけて、各ブロック議長会での検討がはかられることになりました。こうした全国の地方自治体が一斉に日米両政府のオスプレイ配備の強行に反対する動きが顕著になっています。
 安保破棄大阪実行委員会は、8月1日、大阪府議会の浅田均議長に面会して、府議会がオスプレイ配備反対の意見書を採択するように要請を行いました。
 この行動には、共産党の宮原威府会議員の立会いのもと、植田事務局長と大阪自治労連前田副委員長、新婦人府本部北田副会長、大阪民医連後常任幹事が参加しました。
 またこの日、松井一郎府知事と府議会各会派にも同趣旨の要請を行いました。
 こうした全国の動きに呼応して大阪府でも住民の生命と安全を守り、健康維持をはかるという地方自治の精神から言って、オスプレイ配備に強く反対することを要請したものです。



オスプレイの危険性は明瞭

 8月2日、森本防衛大臣は、アメリカでオスプレイに同乗した後、「横揺れも少なかった」などと安定性を強調しました。しかし、沖縄の地方紙では、急発進やホバーリングなど通常の試験飛行と違う緩やかな飛行であったことや、防衛省が「オート・ローテーション機能がある」と断定しているのなら、着陸時のオート・ローテーション作動などを試験すべきではないかと指摘し、安全性の証明になっていないと批判しています。
アメリカ海兵隊は、8月7日オスプレイが2001年から2012年までの十一年間に起こした事故のデータを初めて公表しました。それによると、事故総数は40件で、死者が出るなど最も深刻な「クラスA」が4件、乗員に部分的に後遺症が残るなどとした「クラスB」が9件、軽いけが人が出るなどとした「クラスC」が27件となっています。
また、10万時間の飛行で起きた「クラスB」の事故は2・85件で海兵隊の有する機種の平均値2・07件を上回っているほか、「クラスC」は10・46件と平均の4・58件の2倍以上の頻度となっています。
国民の反対世論が高まって初めて事故公表した海兵隊は、「透明性を高めたい」としています。しかし、日米両政府が、「クラスAの事故率は平均より低い」と安全性を強調してきたことを考えると、全体の事故率は平均よりずっと高いことが明らかになり、透明性を高めれば、オスプレイ配備の危険性がいっそう明らかになる結果となっています。
8月末までに、アメリカは4月モロッコ、6月フロリダでの事故報告書を発表するとされていますが、かつて上官が圧力をかけてねつ造しようとしたことも紹介されているもとで、オスプレイの危険性は払拭できないものになっています。



オスプレイ配備反対 の緊急署名の強化を

  いま全国で、「危険な米軍輸送機オスプレイの配備撤回を」求める緊急の署名運動が取り組まれています。7月末集約の1,000筆は、中央安保が行なった8月2日外務省交渉と署名提出行動の際に提出されました。次回の締め切りは、8月末を目標に取り組んでいます。
大阪安保の集約では、各団体・労組での取り組みが進み、現在4,800筆の到達になっています。
 中央区安保は、3度にわたり集約され合計413筆、また税理士の方は、3回の郵送で170筆など署名を意識して意欲的に取り組まれている姿があらわれています。

オスプレイ配備反対「のぼり旗」の活用を!
 宣伝署名行動をする際には、オスプレイ配備反対のノボリが必要です。中央安保作成のオスプレイ配備反対のノボリ旗を、1本500円で普及しています。事務所に立てかけたり、街頭宣伝用に活用をお願いします。




9月の取り組み予定


・9月1日・2日に、中央安保主催で「基地闘争交流集会」
が山口県・岩国市で開催されます。

・9月9日にはオスプレイ配備反対の沖縄県民大会が11時から宜野湾市海浜公園で行われます。大阪安保では、9月8日から参加する予定で、帰りが10日早朝、11日午後2時の2コースで案内を受け付けています。希望者は大阪安保まで連絡ください。締め切りは8月24日までです。
「連帯ツアーの呼びかけ(大阪&近畿)」「参加申込書」「行動計画(中央安保)」・・・共にワード文書

・おおさか社会フォーラムOSF2012 (9月15日(土)16日(日)、エル大阪)
 今回16日に行われる「基地のないもう一つのアジアは可能だ」ワークショップ(分科会)をエル大阪708号室で平和委員会や関西共同行動と共に取り組みます。コラソン・ファビロス(フイリッピン)、リサ・リンダ・ナティヴィダット(グアム)、イ・ジュンキ(韓国)の3名の海外ゲストと高里鈴代さん(沖縄)とを交えて、各国の現状とたたかいや東アジアの平和に向けた討論を行います。チケットは通し券1,000円で、大阪安保でも券を取り扱っています。
(案内ビラ版下ーPDFファイル)

・9月27日(木)18:30〜国労会館3階会議室で、「2012年後半の幹事会」
(総会に当たります)を開催します。3月31日に行われた幹事会以降の総括、今秋のオスプレイ配備反対など安保の根幹を問うたたかいなどの方針、そして組織・財政のあり方について提案し、討論を行います。各団体から2名以上の参加をお願いします。

信太山演習場
 連日、ヘリ訓練や射撃演習、早朝・夜間も
◇ 37普通科連隊レンジャー教育隊によるレンジャー訓練
      6/27 00:00〜08:00
      6/29 00:00〜04:30
      7/2  04:00〜08:00
       演習場全域  小銃空包2600発、擬爆筒4発

◇ 第37普通科連隊による中隊練成訓練
     7/3〜7/5 08:00〜17:00
      演習場なまこ台地区 5.56ミリ空包300発、 擬爆筒・擬砲煙筒各2発

◇ 第3偵察隊による総合訓練
     7/6〜7/8 07:00〜17:00
      演習場泉ヶ原など5地区5.56ミリ空包1000  発、7.62ミリ空包500発

◇ 第37普通科連隊による中隊練成訓練
     7/10(日) 07:00〜10:00
      演習場信太高地など 5.56ミリ小銃空包1810発、5.56ミリ機関銃空包
      1000発、擬砲煙筒各2発擬砲煙筒各2発 第37普通科連隊による中隊練
      成訓練
      7/11 08:00〜17:00  演習場山田高地・千早高地 5.56ミリ空包30
      0発、擬爆筒・擬砲煙筒各2発
◇ 中部方面航空隊
     7/31 8/1、 08:00〜17:00
      演習場南ヶ原地区 7.62ミリ空包720発、12.7ミリ機関銃空包675発、
      擬爆筒・擬爆煙筒各3発
◇ 中部方面航空隊(八尾のヘリコプター部隊)による離着陸及びホバリング訓練
     8/1〜30の内の14日間、17:30〜21:00
      演習場全域と演習場周辺 OH6 UH1  7月練馬