2005.6.15 360号
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在日米軍再編反対、基地撤去の大きなうねりを!
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米陸軍第1軍団司令部の座間移転、厚木・NLP訓練の岩国移転、辺野古新基地建設をはじめ、米軍再編 の名による在日米軍基地の強化・拡大の動きに対して、沖縄でも神奈川でも岩国でも新たなたたかいが広がっています。
現地の闘いへの激励・参加、支援連帯カンパの運動を広げることが求められています。 同時に、中央実行委員会が全国的展開をよびかけた『米軍基地の再編・強化に反対し、基地撤去を求める請願署 名』運動を大阪でも重視してとりくむことが急務となっています。(署名用紙見本は各団体に送付済、沖縄支援連帯募金袋あります) 署名用紙のダウ・ンロード(PDFファイル)
『6・19岩国集会』への代表派遣や現行日米安保条約発効45周年の全国いっせい行動の一環として開催される『
安保廃棄・米軍基地強化反対・憲法9条守れ6・23大阪集会』(6時30分、北区民センター・ホール=記念講演/
吉田栄司関大教授、名護・辺野古からの訴え/阿部和子さん)を一つの契機として、この署名と沖縄支援連帯の行
動を大きく前進させましょう。
「沖縄復帰33周年」の年にあたって大阪実行委員会がおこなった「4・28京橋宣伝行動」や5月の「23日行動」でも、
沖縄基地問題と「米軍再編」、イラク・自衛隊派兵を解明したビラを配り、宣伝カーから訴えましたが、市民の関心は決
して小さくないと実感する行動になりました。
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《ビデオ》ご紹介
大阪安保で保有しているビデオなど
*『ある熱い心の1ぺージ 辺野古の闘いの記録』(70分)
*『同 ?(05年1〜4月のたたかい』(58分)1本1000円、沖縄・平和ネットワーク」制作・・体を張った辺野古の闘いがビンビン
伝わる映像
*『普天間基地を返せ 資料編』(04年米軍ヘリ墜落事故など28分)
*『隣人の素顔・沖縄米軍基地』(NHK沖縄・00年3月放映)
前編「アジア太平洋の要石」、後編「”基地縮小”の裏側で」(前後編合せて83分)
*『あたらしい憲法のはなし』(82分) 日本電波ニュース制作・日本平和委員会企画
*『911ボーイングを捜せ 航空機は証言する』(50分)グローバル・ピース・キャンペーン企画
*『"悪の枢軸"とは誰のことか劣化ウラン弾とイラクの子どもたち』 (13分)劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソ シエーション
*『イラク戦争の真実 被害の実相とアメリカの真実』(25分)日本電波ニュース制作・日本平和委員会企画
*『戦争に沈黙しない人々・・9・11から1年後のニューヨーク』(23分)
*『イヤです!戦争への道〜有事法制 をストップさせよう』(14分)共同企画制作
*『NO WAR 有事法制は戦争する 国への一里塚』(26分)兵庫機関紙宣伝センター企画・制作
*『オモニ、米軍基地のない社会で暮らしたい米軍装甲車による女子中学生殺人事件の真相と闘争』(30分、02年9月、韓
国で制作)
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「23日行動」6月で100回目
大阪市の中心部で96年3月から毎月「安保廃棄23日行動」を区内4〜6ヵ所(各加盟団体が分担)で続けてきた中央区実行委員会は、この6月の行動で100回目を数えることを記念し、経緯と意義を再確認する集会を計画しています。(日時、会場は、大阪安保までお問い合わせください)
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中央区・繊研新聞労働組合大阪支部 委員長・小田昌広
数年前は「23行動」を組織するのに一苦労していた。当労組だけでは限界があるので、地域の他労組に呼びかけたりしたが 集まらなかった。ハンドマイク一人にビラ配りが1〜2人。最低決行人員は2人だった。ところが最近では参加人数が5〜8人ぐらいと なっている。その理由としては憲法問題があったり、当方の「23行動」責任者の意欲などがあげられる。また、ビラの受け取りも良くな ってきた。それだけ皆さんの関心が高まってきたのだと思う。
「23行動」は国際情勢とかなりリンクしている。数年前の9・11事件からアメリカのアフガン侵攻、次にイラク侵攻、それに伴う自衛 隊派遣、それをおしすすめる憲法改悪問題など。月1回の宣伝行動は常に情勢にマッチした内容となり、もしかすると受け取る側 にも定着しているのでは?
当労組では、厳しい財政の中ハンドマイクを買い替えました。これからもがんばっていきたいと思います。
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7月の国連フォーラムにアレン・ネルソンさん招請
大阪はじめ全国各地でベトナム戦争従軍の経験から反戦・平和を
訴えている元海兵隊員アレン・ネルソンさんが、この7月国連が主催するフォーラム「The Ellmination of Global War(戦争追放!
この地球から)」に招かれ、発言することになりました。
このフォーラムにはアナン事務総長も出席する予定、ネルソンさんは、「年来のわが思いを総長や各国代表に聞いてもらう絶好の機
会、日本国憲法9条こそが暴力と戦争に代わるべき道だ、全ての国がそれぞれの憲法に『第9条』を採用すべく努めるよう訴えるつ
もりです」と語っています。フォーラムの日程は7月19〜20日。
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普天間は包囲された!
辺野古は渡さない! 5・15
沖縄の祖国復帰から33年目の5月15日、午後から普天間基地周辺には、県内各地や全国各地方代表が続々つめかけ、
フェンスに沿って手をつなぎ、「基地を返せ!」と叫びました。周囲11・5キロ、宜野湾市のど真ん中に居座る「世界で一番危険な
基地」普天間は、「即時閉鎖・撤去」を求め、「たらい回し」に反対する24000人によって完全に包囲されました。「普天間包
囲人間の鎖」行動は今回で4回目、参加数は過去最高。
宜野湾市野嵩交差点付近で手をつないだ中央実行委員会や関西からの代表の列に、地元の住民もこどもの手を引いたりしな
がら続々加わりました。
「人間の鎖」包囲行動の後、海浜公園野外スタンドで開催された「普天間基地撤去、基地の県内移設に反対する県民大会」 には7500人が参加、熱気あふれる集会になりました。
この「5・15沖縄県民大行動」には、大阪労連など大阪の4人をはじめ京都・滋賀・奈良・愛媛から10人が行動を共にしたほか、
3日間の行動の一部には藤田スミ元衆院議員など8人が合流しました。16日には全国の代表とともに、辺野古の座り込み行動
に参加し、キャンプ・ハンセン内に新たに建設中の新型「象のオリ」(通信施設)や金武町伊芸区の都市型戦闘訓練施設などを
視察。嘉手納空軍基地ではF16戦闘機、AWACS(空中早期警戒管制機)、C135空中給油機などが轟音をとどろかせて飛
び立ったり、タッチ・アンド・ゴー(離発着訓練)を繰り返していました。
潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の記念館を那覇市内で見学後、一行は宮古島に飛び、夜は平良市内の郷土料 理店を借り切って40人の本代表団と地元活動家の交流集会が行われました。
17日は伊良部町の下地島へ船で渡り、「自衛隊誘致」の町議会決議をわずか一週間で劇的に撤回させたたたかいの経過と内
容について、空港施設労組の委員長や農民から説明を受け、町役場では町長と懇談、民間機パイロット養成訓練場である下
地空港の軍事使用反対を貫くよう要請しました。下地空港は長さ3000メートル・幅60メートル、羽田・成田・関空と並ぶ施設で、
米軍も自衛隊にとって垂涎の的。
島をバスで一周した一行はすばらしいさんご礁の海を見て思わず感嘆の声をあげました。
飛行機便都合で14日から沖縄入りした関西の一行は15日の午前中、大城朝助・那覇市議の案内で、沖国大のヘリ墜落現場 跡、憲法の碑文が立つ読谷村役場、チビチリガマ(60年前の米軍本土上陸の直後、住民多数が「集団自決」した自然壕)、楚 辺・「象のオリ」、座喜味城跡などを見学してから普天間行動に駆けつけました。辺野古・伊芸・宮古では大阪からの激励連帯の 寄せ書きを渡しました。
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2・15小泉親司さん「講演パンフ」好評
「2・15安保学習集会」で米軍再編など当面の焦点の課題を解明した小泉親司さんの講演をまとめたパンフ(A5版40頁)は、なかなか好評。各団体で普及。計1950部に到達。
●大阪実行委員会は、最近、「04年活動記録」を各団体に送りました。また、1969年以来の「6・23統一行動」の経緯と1983年から始まった毎月の「安保廃棄23日行動」の経緯を年表にまとめました
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安保破棄・諸要求貫徹大阪実行委員会
Tel06-6763-3833 fax06-6763-3836
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・大阪市天王寺区
玉造元町 17-22 |