2006.7.25 370-371号




今年も咲きました。

 
7月5日夜、事務所の「月下美人」が見事に咲きました。




「7・9横須賀大集会」関西からも40人

「原子力空母は来るな!」と3万人が結集


 いまにも降り出しそうな曇り空のもと、軍艦の居並ぶ海に面した会場(横須賀ヴェルニー公園)には文化行事の始まる前からぎっしり参加者がつめかけ、色とりどりの旗やデコレーションが林立し、道路まで埋めた参加者の熱気で溢れかえりました。  近畿代表団の大横断幕と筆太の文字で「基地のない近畿でもガンバルぞ!」と書いた黄色い大阪のゼッケンが目立ち、関西からの40人もの参加が注目されました。

 ことし正月3日の朝、横須賀市内の繁華街で発生した米兵による凶悪殺人事件の被害者の夫・山崎正則さんの怒りと苦渋に満ちた訴えや県内外、北海道・岩国・沖縄などからの報告に参加者は熱い連帯の拍手を送り、原子力空母の配備と米軍再編・基地強化に反対し、基地撤去・安保廃棄のたたかいを全国でいっそう強める決意を新たにしました。

 集会アピールは、「たたかいはこれからです。みんなが手をつなぎ、声を合せるなら、日米両政府による米軍基地強化の押し付けを必ず打ち破ることができます」と力強くよびかけています。3万人大集会は秋に向けたたたかいへ新たな出発点となるものです。

 2コースのデモでは、隊列に向かって頭を下げたり手を振ったり、クラクションを鳴らして応える市民も多く見られ、「基地の街・横須賀」でも市民の多数が原子力空母の母港化に反対していることが実感されました。横須賀基地正面ゲート前ではデモ隊が立ち止まって向きを変え、「米軍帰れ」のシュプレヒコールを浴びせました。

◆前日から主要基地をまわって◆

 関西からの代表団は8日朝の新幹線で出発、新横浜駅から貸切りバスで、上瀬谷通信基地、厚木飛行場、キャンプ座間、相模総合補給廠、池子米軍住宅を現地の鈴木和弘さんのガイドでまわり、街のど真ん中に居座り、広大な土地を占拠し、緑と自然を壊して米軍住宅を建設し、事故や犯罪、騒音を撒き散らしている基地の実態をつぶさに視察。9日の午前中には他府県の代表も加えた41人が約1時間にわたって横須賀軍港を船で視察しました。

◆8日夜の交流集会も◆

 8日夜、横須賀市内でおこなわれた集会前夜の交流集会には、近畿代表団はじめ、佐世保・岩国・小松・北海道・東京・千葉・埼玉の代表、池子・横須賀・相模原・厚木・上瀬谷など地元代表ら約60人が参加しました。また小泉親司さん(日本共産党基地対策委員会責任者)も参加され、このたたかいは、(2)アメリカ言いなり政治と対決する大義あるたたかい、(2)次期政権のアキレス腱になる、(3)戦後史の中でかつてない基地闘争の発展、(4)日米政府がゴリ押ししても必ず矛盾が拡大する、と強調、米軍再編・基地強化・日米の軍事一体化に反対するこのたたかいはいよいよ本番を迎えたと訴えました。

◆DVD・ビデオ『黙っていると100年先も基地の街 米軍再編 神奈川のたたかい』(43分、企画・安保廃棄神奈川県統一促進会 議 制作・協力日本電波ニュース社)2,700円


◆相模原市作成CD『基地強化反対・早期返還を』(13分)

7.8-9横須賀基地調査・大集会参加して(感想)
大阪府、テポドンも利用し「危機管理」強化

 大阪府の「危機管理室」は7月6日、「北朝鮮ミサイル発射に伴い、今後の不測の事態に備え、緊急連絡体制等を強化するため、当面、臨時的に当直体制の増員を図る(現行当直2名を6名に)」ことを決めました。(その後、「他府県の対応状況や最近の状況等に鑑み」18日から通常の体制に戻した)

 「北朝鮮のミサイル発射」→

(1)領土・領海内に着弾《(1)府域に着弾、(2)近畿2府7県内に着 弾、(3)近畿2府7県以外に着弾》

(2)領土・領海を通過し、領土・領海外に着弾《(1)府域に落下物 あり、(2)府域に落下物なし》

(3)領土・領海を通過せず、領土、領海外に着弾

に分類。


(1)の(1)と(2)の(1)の場合、知事を本部長とする国民保護対策本部が指揮して必要な措置を講ずるとしています。

 また、7月13日に府国民保護協議会幹事会を開催、「国民保護措置の内容を検証する」という観点から、「(1)テロリストによるターミナル・列車などの爆破」、「(2)テロリストによる地下駅などでの化学剤の散布」、「(3)武装勢力による経済拠点襲撃・武力対峙・鎮圧」、「(4)弾道ミサイルによる生活関連等施設への攻撃」の4事例を設定し、これらの事態が発生した場合を想定して対応計画を策定しています。11月2日には「テロリストによるターミナル・列車などの爆破」を想定した図上訓練が府庁別館を中心に実施されます。 

 北朝鮮による乱暴な「ミサイル発射」は東アジアと世界の平和にとって重大な事態であることはいうまでもなく、国内外の多くの人たちが心配し、「国連安保理決議」採択などの努力がされている一方、「ミサイル発射基地先制攻撃論」(額賀防衛庁長官)や「金正日に感謝しなければならない」発言(麻生外相)など、テポドン問題を利用して日本の軍事強化を加速させようとする政府の本音と危険な動きがある時に、「待ってました」とばかり危機をあおり、「国民保護」の名のもとに有事体制(国民動員体制)をすすめようとする大阪府の態度を見過ごすことはできません。

あふれる人々に胸を熱くし

○大阪で身辺に基地をみることのない私たちは、沖縄、北海道、岩国、佐世保のひどい現状はわかっていたが、首都圏にこれだけ広大な基地の存在、「基地国家」の現実をまざまざと見て戦後六〇年余、核戦争のための基地はいらない!と改めて強く思った。米軍再編の日米合意と連動した憲法改悪の動き、アメリカの「長い戦争」につき従い、国民生活は極限まで破壊し、命まで切り縮める自民党政府。しかし集会参加の3万人は、それぞれの地域で共同の一致点をみつけて集まり、「東京湾を原子力空母の海にするな」「米軍司令部はいらない」の固い決意に満ちていました。久しぶりの大集会、あふれるばかりの人の波に胸を熱くし、「たたかいはこれから、がんばろう」の訴えに涙がこみあげてきた。基地国家の実態と米軍の正体を多くの人に知らせ、憲法や教育基本法を守るたたかいのエネルギーにしたい。

基地も原子力空母もいらん!

○7・9大集会に参加して感動しました。また集会だけでなく基地の見学はたいへん良い企画でした。大阪安保と現地のガイド鈴木和弘さんにもお礼申しあげたいと思います。

 基地見学は2回目でしたが、前回分からなかったことも今回分ったし、やはり「百聞は一見に如かず」を痛感しました。日本は米軍基地によって完全に支配されていて、なお今回の「再編強化」の具体化により、日米がいっそう抜き差しならない運命共同体となっている実態がよくわかりました。「基地の中の日本」とは情けない限告を掲載しています。りです。

 集会は3万人の参加で大成功。なかでも奥さんを米兵に殺された山崎さんの切々たる訴えを聞いて強く胸に迫るものがありました。山崎さんの悔しい思いを聞いて参加者はみんな、一日も早く安保条約をなくし、基地をなくして真の独立国「日本」を実現させたい、と思ったのではないでしょうか。

 集会後久しぶりに延々と続くデモの隊列を見て心強く、そして勇気が出ました。横須賀基地(原子力空母配備反対)のたたかいは、原子力空母の危険性を宣伝していくならば、必ず、相手に痛打を与え、勝利に結びつくと信じています。皆さん、ともにがんばりましょう。

 


日米両政府への怒り

○大集会前日の8日、神奈川県内の基地調査に。厚木基地、キャンプ座間、相模補給廠、池子住宅地区などをバスで見学。柵で囲まれている基地の広さを目の当たりにし、住民の思いを無視し続けるアメリカと、アメリカのためにとことんつくす日本政府に対して強い怒りを覚えました。座間市内の小学校フェンスなどに「米軍再編強化反対」の横断幕がはられ、のぼりが立っている様子を見て自治体ぐるみの反対運動の広がりを感じました。

 9日の朝は、チャーター船で横須賀軍港めぐりに。空母キティホークは見れませんでしたが、米海軍や海上自衛隊の艦船、潜水艦を間近かに見て、否応なく「戦争」を意識させられました。

 横須賀基地の対岸、自衛艦を目前に望むヴェルニー公園は、3万人の人であふれました。大阪からは当日合流をふくめて約40人が参加。予想を大きく越え、神奈川での、そして首都圏での「原子力空母母港化反対」「戦争はごめん」「米軍再編強化許すな」の声の高まりが強く感じられる集会となりました。共産党志位委員長の情勢報告を含めた挨拶にうなずき、今年1月に米兵に奥さんを殺された山崎さんの「米軍はいらない」という怒りを込めた発言に感銘を受けました。

横須賀大集会に参加して

○思いやり予算でできた豪華マンション、ゴルフ練習場、学校、スーパー・・。米軍のお礼は汚染された土砂と奇形魚。横須賀の海は死の色に塗られてしまった。

   軍艦はニッポン国を守るため

   みじかめ料も 超弩級額也

 その後7・9集会の会場へ向かう途中、米軍基地ゲートにカメラを向けた日本人を米兵が発見、警官に呼び止めるよう指示を行った。しかし、北海道からの参加者が「日本人が日本で写真を撮っていけないところなどない」と抗議、警官は退散。

   米兵に主人のごとく 命じられ

   市民を査問す 警官は犬のごとき

 7・9集会は、3万人で超満員。徹夜で酒を飲み、酒代ほしさの米兵に撲り殺された佐藤好重さんの夫が訴えた。「横須賀に基地がなければ殺されることもなかった」。犯人は、横須賀を母港とするキティホークの乗員だった。

   殺人機たる米兵に撲殺されし妻を思う

   夫の嘆きに 3万人は黙る

集会後のデモで再び米軍基地前で米兵に向かってシュプレヒコール

   米兵に聞こえたならばなんとする

   Fuck you とか Yankee go home

デモも無事終わり参加者は家路についた。

   原船許すなの3万人の決意

   細胞分裂のごと増えよ広まれ

小泉講演・中央パンフ活用開始

 大阪の学習会に先立って5月11日に中央が開催した学習会での小泉親司さんの同内容の講演をまとめて、中央実行委員会が緊急パンフを発行しました。

 大阪でも普及を開始、各団体・地域に見本を送り、活用を要請中。



「陸自だけでなく、空自もイラクから撤退せよ」

 自衛隊のイラク派兵は、国連を無視したアメリカの無法な戦争と占領に加担・協力する行為であり、国連憲章にもとづく国際秩序にも憲法9条にも真っ向から反する歴史的な暴挙です。

 イラクではいまだ混乱と殺戮がつづいており、イラク戦争と占領の無法性と行き詰まりは誰の目にも明白。

 にもかかわらず小泉首相は、あらためてイラク戦争と自衛隊派兵を正当化するとともに、サマワに駐留する陸自の撤退を決めたものの、バグダッドへの輸送など航空自衛隊の多国籍軍支援を継続・拡大する方針を明らかにしました。

 イタリアが年内に3000人全員の撤兵を決め、撤退を開始、派兵数では米英に次いで三番目に多い韓国(3200人)も5月から1000人が撤退、いまや「有志連合」の崩壊は歴然としています。

 自衛隊派兵の継続は、米英とともに日本もますます国際的に孤立化する道をすすむものです。米軍の兵員・武器弾薬などの輸送に従事する空自も即時全面撤退させるべきです

 安保廃棄6・23大阪集会に1500人

 「米軍基地の再編・強化と3兆円負担反対、『日米合意』撤回せよ、平和とくらし、憲法9条守ろう!安保廃棄」を掲げた扇町公園の集会には労働組合を先頭に千五百人が結集し、集会後、中崎町と市役所まで2コースでデモ行進し市民に訴えました。

 主催者代表挨拶に立った植田保二(代表幹事・大阪労連議長)は、「日本をアメリカと同じ『戦時国』にさせようとたくらむ『日米合意』、憲法改悪を阻止するため、秋の臨時国会までの暑い夏の期間、戦後史をかけたたたかいに勝利できるよう頑張ろう」と力強くよびかけました。

 通常国会でのたたかいと秋に向けての情勢・課題についての小林みえこ参院議員の報告に続いて、秋田高志・樋口三千代さん(大阪府職員演劇研究会)が、集会に寄せられた詩人・犬塚昭夫さんの「日米安保を考えるための小詩篇『五月、薔薇の花が咲いて』を掛け合いで朗読。

 新婦人・民医連・大教組・自由法曹団の代表がそれぞれの立場から決意を表明した後、竹馬稔事務局長が「米軍基地の再編・強化、3兆円負担に反対し、『日米合意』の撤回を求める請願署名」運動の強化と、7月8〜9日の神奈川基地調査・「横須賀大集会」への代表派遣の意義を強調する「行動提起」をおこないました。

 夏から秋にかけてのたたかいへの決意を述べた「集会宣言」を採択し、シュプレヒコールを力強く唱和して、デモに出発しました。


 6・13「米軍再編学習会」

 大阪実行委員会は、6・23大阪集会のちょうど10日前、13日にエルおおさか大会議室で、大阪府AALA連帯委員会・大阪平和委員会と共同して「米軍再編」学習会を開きました。

 全国の基地に足を運び、調査や講演に奔走されている小泉親司さん(日本共産党基地対策委員会責任者)が豊富な資料も駆使して「米軍再編の危険と矛盾」について1時間余、縦横に解明した講演は参加者に好評。「分かり易くて、しかも確信のもてる講演だった、パンフができたら普及したい」という人も。

 当日は、最初に、神奈川安保が作成、全国で活用されているビデオ『黙っていたら100年先も基地の街』を上映、続いて、イラクのイサーム・ラッシードさん(ジャーナリスト)が西谷文和さんの通訳で自ら撮影した映像も使って米占領下のイラクのきびしい現状を報告しました。

琵琶湖ピースナインツアーで、饗庭野演習場へ

6月10・11日、中央区労連

 マイクロバスで昼過ぎに近江今津に到着。地元のあいばの平和運動連絡会・早藤吉男事務局長の案内で演習場を廻りました。あいば野演習場は東西約9km、南北約4km、海抜約200m?の丘陵地帯にあり、中部方面隊最大の演習場。年間350日(ヘリコプター訓練も270日)も演習が行われ、「テロを想定」した都市型戦闘訓練施設が昨年4月に完成、殺す相手が見える距離での対敵訓練が続けられています。

 今年2月には日米合同演習が行われ、航空自衛隊の対空誘導弾パトリオット(1基5億円)の配備が決定され、いっそうの基地強化がすすめられています。

 2日目は、市街地徒歩訓練で行軍中の部隊150人と南比良で遭遇、小銃と20kgの装備をかついで市街地を歩く異常な光景を目の当たりにして、大阪では気付かない戦争への危うさを感じました。 




米艦船の民間港寄港激増 米軍再編の一環

 1月、第7艦隊旗艦ブルーリッジが名古屋港へ、2月、ブルーリッジとミサイル巡洋艦が室蘭港へ、ミサイル駆逐艦が長崎港へ、掃海艦2隻が揃って2回呉港へ、ミサイル駆逐艦が鹿児島港へ、3月、ミサイルフリゲート艦が新潟港へ入港。

 そして4月3〜6日大阪港に米イージス艦「カーティス・ウィルバー」が入港しました。4月にはミサイル駆逐艦が秋田港へ、5月には大阪にも寄港したことのあるミサイル巡洋艦カウペンズが和歌山港に、さらに下田港にミサイル巡洋艦、高知・宿毛港と静岡・清水港にミサイル駆逐艦が入港するなど、米艦船の民間港入港が相次ぎ、5月までで昨年1年間の寄港と並びました。

こうした動きは米軍再編の一環であり、民間港を米軍の戦争の足場にするもの。

 7月1日、小樽港にミサイル巡洋艦カウペンズを随伴して米空母キティホークの00年に続く2回目の入港が予定されています。

 大阪安保は6月20日、「米空母の小樽港入港を許可するな!民間港の米軍使用は米軍再編の一環、戦争の足場づくりそのもの。自治体は手を貸してはならない!安保破棄大阪実行委員会」との抗議を山田勝麿・小樽市長あてにFAXで送りました。また、小樽港での「7・1早朝抗議集会」に連帯のメッセージを送りました。

矢臼別3先達の「傘寿」を祝う7・2矢臼別のつどいにメッセージ

 川瀬氾二さん、三宅信一さん、用松寛一さんの傘寿を、はるか大阪よりお祝い申し上げ、お集まりの皆さんのご健勝を合わせてお祝い致します。

 大阪安保は、1978年から続けてきた「北海道基地調査・平和ツアー」で毎年矢臼別を訪れ、交流してきました。

 一昨年からは川瀬さんに「色紙」をお願いし、昨年には「色紙写真集」を発行、矢臼別に心を寄せる全国の方々に広げました。その節は吉野先生に大きなお力添えをいただきました。ありがとうございました。

 「緑豊かな北の大地を人殺しの訓練場にさせない」「自衛隊は憲法違反」という身体を張った矢臼別のたたかい、日本中に世界にも誇れる矢臼別の不屈の歴史をつくってこられた皆様の長年のご苦労に、心より敬意とねぎらいの言葉を捧げます。

 しかし、これからがいわば正念場です。これからも、ご健康には今まで以上に留意され、平和と憲法を守るたたかいを励まし、ご指導いただくよう願っています。

 8月20日から始まる28回目の「北海道平和ツアー」で、今年も23日にお世話になります。よろしくお願い致します。

《資料》イラクへの出動命令を拒否した米軍・ワタダ中尉の声明 

 家族、友人、信仰心篤い地域のみなさん、マスコミのみなさん、そしてすべてのアメリカ人同胞のみなさん。本日はお越しいただき、ありがとうございます。私はアーレン・ワタダと申します。アメリカ合衆国陸軍中尉であり、3年間服務しています。

 合衆国陸軍の将校として、重大な不正義に対して声を上げることは自分の義務であると考えます。私の道徳と法的義務は、憲法に対するものであり、無法な命令を下す者に対して負うものではありません。きょう私がみなさんの前に立つのは、兵士たち、アメリカの民衆、そして声を上げることもできない罪なきイラクの人たちのために何かを行い、彼らを守ることは私の任務だと考えるからです。


 米国軍隊の将校として、イラク戦争は道義的に過ちであるばかりでなく、合衆国の法をも手荒く侵害する行為であるという結論に達しました。私は抗議のために退役しようと試みましたが、にもかかわらずこの明白に違法な戦争に加わることを強制されています。違法行為に参加するようにという命令は、間違いなくそれ自身が違法です。私は、名誉と品性を重んじる将校として、この命令を拒否しなければなりません。


 イラク戦争は、抑制と均衡というわが国の民主的システムを侵害しています。この戦争は、憲法の規定によってアメリカの国内法と同等とされる国際条約や国際的慣習に違反しています。ほとんど満足な説明もなされていないイラク民衆への大量殺戮と残虐行為は、道徳的に重大な誤りであるにとどまらず、陸上戦に関する軍事法そのものの違反行為でもあります。この戦争に参加すれば、私自身が戦争犯罪の片棒を担ぐことになるでしょう。

 平常であれば、軍隊にいる人間も、自分の思うことを話し、自分の利益になるよう行動することは許されます。そうした時代は終わってしまいました。私は上官に対して、われわれの行動の意味するところを大局に立って判断するよう求めました。しかし、まっとうな回答は得られそうにありません。私は将校に就任するとき、アメリカの法と民衆を守ることを宣誓しました。違法な戦争に参加せよとの違法な命令を拒むことにより、私はその宣誓に従います。ありがとうございます。(2006年6月7日)

安保破棄・諸要求貫徹大阪実行委員会
   Tel06-6763-3833  fax06-6763-3836
   
・大阪市天王寺区
  玉造元町 17-22