12・1岩国、12・2座間大集会成功!
12月1日、岩国・錦帯橋近くの河原は、万余の人々が掲げる「怒」の文字で埋め尽くされました。
高齢の方も含めて市民が多数参加した「国の仕打ちに怒りの1万人集会in錦帯橋」では、井原市長の挨拶、民主・共産・社民等の国会議員の一言発言、市民代表の意見発表の後、 「集会アピール」を大きな拍手で確認、『国の仕打ちは許さん怒(ど)ー』と唱和しながら「怒」の字を書いた紙をいっせいに掲げて抗議の意思を示しました。最後に、錦川の清流と紅葉の映える山に向かって、みんなで「故郷」の歌を合唱、美しく静かな岩国を取り戻す願いと決意を参加者全員が胸に刻みました。場内カンパは253万円超。
岩国始まって以来1万1千人が参加した大集会は翌日の「朝日」「毎日」がカラー写真入りで報道しました。
数十台のバスなどで参加した県内、中・四国からの参加者とともに、関西の代表は、一部新幹線での参加者以外に、約50人が大阪からマイクロバス2台に分乗して集会に駆けつけました。森ノ宮出発が午前8時過ぎ、帰着が午後9時という強行日程。往復の車中では、歌唱指導や合唱、配布資料の説明、活動報告・訴え・感想などで交流を深めました。
会場では、大阪安保が中央区、母連・大教組・府高教・新婦人などの協力で作成した5mの激励寄せ書き旗が注目されました。「『米軍艦載機くるな』のどこがアカンねん!」と大書し、錦帯橋のイラストつきの寄せ書き旗には、100人を超える署名や激励の言葉がぎっしり書き込まれています。集会後、写真に撮った後、この旗を井原市長夫人に手渡しました。
参加者一同の名で採択された「国の仕打ちに怒りの1万人集会アピール」には、次の文言が含まれています。
「(前略)国や県の圧力に対して、市民の安全・安心を守ろうと立ち向かう井原市長をリコールするという動きにも負けられません。
この清流錦川や錦帯橋のまち岩国を、極東一の米軍基地にしていいのでしょうか。愛宕山に米軍住宅などもってのほかです。(中略)去る25日には沖縄で基地を囲む人間の鎖行動が行われ、明日は神奈川の座間市で1万人の集会が開かれます。私たちは多くの市民と手を携えて、また全国の運動にも励まされて必ず35億円の庁舎建設補助金を国に出させるまで運動を強めていく決意です。同時に、国の仕打ちに怒りの1万人集会の名において、全国の皆さんに呼びかけ、庁舎建設資金を自らの力で作り出すために、全力を尽くすことを宣言します。」
翌2日、「戦争司令部ノー、爆音も原子力空母もゴメンだ!」を掲げた「許すな!米軍基地の再編・強化12・2首都圏第集会in座間」が開催され、1万3千人が結集。日本平和大会(沖縄)参加者などによる「11・25キャンプ・シュワーブ包囲人間の鎖行動」(1,300人)の成功とともに、日米軍事利権がらみの米軍再編・基地強化に反対する各地のたたかいが連帯を強めて大きく発展し、日米政府の横暴を追い詰めています。
◆「住民投票を力にする会」の岩国市庁舎建設募金袋あります。
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