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【お願い】
●自衛隊の国民監視差止め訴訟についての「審理を尽くし、公正な判決を求める要請運動」が進められています。中央安保、国民救援会からも呼びかけられており、団体・個人署名へのご協力をお願いします。

【予告案内】
●学んで広げよう!安保廃棄の声を!
全国5000ヵ所安保学習を進めるために、5月に東西2ヵ所で「講師要請を兼ねた学習集会」が予定されています。
西日本集会
◆5月21日(土)11時〜16時
◆大阪・国労大阪会館(詳細別途紹介していきます) 


2・20あいば野大集会に550人
バス組42人など大阪からも約60人が参加

 

 1986年以来11回目を数えるあいば野日米合同演習が開始された初日の20日、滋賀県高島市民会館で抗議集会が開催されました。
 うたごえの皆さんの合唱に続いて歌手の野田淳子さんが「千羽鶴」や「大きな歌」など5曲を参加者2月20日あいば野大集会の掛け合いと手拍子も引き出しながら会場を湧かせました。
 集会では、主催者代表挨拶、演習に関する県政の動向、地元「あいば野平和連絡会」代表の報告に続いて日本平和委員会(千坂純事務局長)と岡山、大阪(平和委員会・田口洋二事務局長)が連帯の挨拶を行ない、集会宣言を採択して、市内周辺のデモに移りました。
 大阪からのバス組は、車中で、都市型戦闘訓練や沖縄・高江の自然と闘いを描いたDVD、NHKが放映した「安保50年」特集などを鑑賞、交通渋滞で時間のかかった復路では自己紹介や感想、決意を述べ合い交流を深めました。

日米合同演習中止を! 関西共同で申し入れ

 

 「ふるさとをアメリカ軍に使わせない滋賀県連絡会」、あいば野平和運動連

あいば野立て看板大阪から106本

現地への「立て看板運動」には大阪から100本を超える申込みが寄せられました。

絡会と大阪、兵庫、京都、滋賀の安保破棄実行委員会や平和委員会の代表16人が1月21日、近畿防衛局(大阪合同庁舎4号館)と伊丹の中部方面総監部へ演習に抗議し、中止を求める申し入れを行ないました。近畿防衛局への申し入れには、山本陽子・共産党府会議員も同席。
 参加者は、増設された市街地訓練施設で「人殺し訓練」を行っていること、「演習の常態化で地域の発展を阻害」、「事前の説明もなく、住民無視の訓練は許せない」など、地元の不安や怒りの声を紹介、普天間基地問題に関わる「日米合意」を撤回し、あいば野演習場へのヘリコプター訓練移転の検討を中止することも合せて要求しました。

 600人の自衛隊員が迷彩服で市中行進

 

 1月18日、迷彩服を着た600人の自衛隊員が早朝5時に大阪城を出発、大阪市内から堺、泉大津、高石を経由して午後3時頃信太山駐屯地(和泉市)に到着する行進を行い、堂々と市民にアピールしました。信太山の第37普通科連隊の創隊49周年記念行事ということですが、こうした自衛隊強化の動きや日米合同訓練を見逃すわけにはいきません。昨年1月にも信太山から住之江公園までの市中行進を行なったとのこと。

1月24日 沖縄にも連帯して、国会開会日の昼デモ

 
 来年度予算の審議をはじめ菅内閣の混迷と行き詰まり、自民党政治への逆戻りが目に余る中、1月24日、今国会が開会しました。わずか1ヶ月足らずの間に内閣支持率は17%台(不支持率は63・7%)に落ち込んでいます。2月中旬に小沢派16人が会派離脱を宣言するなど、菅民主党政権の先行きは不透明です。
 1年前の1月24日は名護市長選で基地反対の稲嶺進市長が誕生、沖縄のたたかいの流れを変える出発点となった日です。
 大阪実行委員会は、今国会での「比例定数削減」反対をたたかう憲法会議・共同センターと暮らし・雇用を守る課題を前面にかかげる「国民大運動実行委員会」に共催をよびかけ、沖縄連帯、安保廃棄の共同のたたかいを前進させる立場から、恒例の「国会開会日の昼休みデモ」を行ないました。
1月24日国会開会日昼休みデモ 中央公会堂東南向かいの「中の島公園駅前広場」を会場にしたこの行動には、30を越す労働組合・民主団体から約80人がかけつけ、御堂筋を意気高く行進、「政治の流れを変えるために力を合せよう」と市民によびかけました。
 また、毎月の「安保廃棄23行動」は1月は21日に繰上げ、市役所前で宣伝、民医連、大阪労連、共産党、平和委員会、AALA連帯委員会、大教組などから13人が参加し、370枚枚のビラを市民に手渡しました。

高江など、一時も目が離せない沖縄基地問題

 

 昨年11月の県知事選での伊波洋一候補の奮闘のなかでついに「県外移設」を言わざるを得なくなった仲井真知事に対して、選挙直後から菅総理はじめ政府高官が相次いで沖縄に乗り込みましたが、辺野古移設の見通しが立てられず、アメリカ側の苛立ちも強まる中、いま、沖縄本島北部・東村高江へのヘリパッド建設工事が沖縄防衛局によって連日強行され、緊迫した事態となっています。
また、住宅密集地に隣接する嘉手納空軍基地では周辺自治体の抗議を無視して米軍によるパラシュート降下訓練が強行されました。
 辺野古移設の口実に米軍の抑止力をあげたことが「方便」だったという12日の鳩山前総理の発言に対しても怒りの声が広がっています。県内移設の根拠がなかったこと、抑止力論の虚構が明らかになった今、政府 は「普天間基地の無条件撤去」をアメリカにきっぱり要求すべきです。
 高江のたたかいに関して中央実行委員会は、現地座り込み行動への全国からの支援隊の派遣、現地周辺への抗議ポスターの掲示、那覇防衛局への抗議の集中などを呼びかけています。

伊波さんを招き「沖縄に連帯するつどい」
  各界との懇談、大正区集会など

 

(1)「伊波さんを励まし、沖縄に連帯するつどい」に340人の熱気
 8日夜、北区の「いきいきエイジングセンター」で開催されたつどいは、雨天にもかかわらず会場いっぱいの参加者で熱気の溢れる集会となりました。
2011年2月8日つどいから 伊波さんは、「沖縄の戦後史と米軍基地問題」をテーマに映像も使い90分の講演を行ないました。沖縄戦と戦後の沖縄の歴史、本土復帰後も差別的な扱いが続いている基地や米軍駐留の実態と被害を分かりやすく説明しました。また、今では基地の存在が沖縄の経済発展を大きく阻害していることを数字で示すとともに、具体的な資料をもとに基地のない豊かな沖縄を展望した未来を熱く語りかけ、参加者の共感をひろげました。
 さらに、「沖縄の普天間基地では、住宅密集地での飛行など米国ではありえないことがやられている。これが日米安保の大きな問題だ」と指摘、沖縄近海における自衛隊と海兵隊の配備、訓練強化にも触れ、「沖縄を軍事的緊張の場にせず、アジアの平和に貢献する方向に進めよう」「沖縄の問題は全国の問題であることを理解して欲しい」と訴え、自らもひき続き頑張ることを表明し、会場から大きな拍手がわきました。
 講演後、集会名を記した記念のタペストリーが伊波さんに贈られ、「沖縄を返せ」を全員合唱してつどいは終了しました。


2月8日つどい―会場発言◆参加者の感想から
●「今日はどうしても伊波さんのお話を聞きたくて参加しました。よかっ たです!4年後といわず、一日も早く知事になっていただきたいです。
●「会場いっぱいの人でよかったです。伊波さんのお話は初めて聞く内容もあり、日本政府の態度は許せません」。
●「沖縄の基地の返還は、沖縄の発展ではなく、日本の発展につながることを今日学びました」。


(2) 労組・団体代表と伊波さんが懇談
 つどいに先立ち午後3時から高津ガーデンで大阪府下の各労組・団体の代表32名が、伊波さんと懇談しました。
 嘉手納爆音訴訟弁護団の西晃弁護士、大阪革新懇の渡辺武代表世話人の熱い歓迎の挨拶のあと、伊波さんが先の知事選候補者としての思いや苦労話などを披露し、その後、1時間余り和やかな懇談が行われました。
 最後に参加者全員が記念写真におさまりました。


(3) 伊波さん迎え「沖縄と連帯する大正区つどい」
 翌9日には、区民の4分の1が沖縄出身あるいは関係者といわれる大正区の沖縄会館で伊波さんを迎えて「沖縄と連帯する大正区民のつどい」が開かれ、70名が参加しました。
 小谷みすず府会議員の歓迎あいさつのあと、伊波さんは、パワーポイント(映像)を使って、沖縄の基地の存在が、沖縄(ひいては日本)の安全を脅かしていることや沖縄の経済発展の妨げになっていることなどをわかり易く説明、参加者から出された質問にも丁寧に答えました。
●9日団体訪問
 同日午前中、伊波さんは、大阪安保事務局の案内で、グリーン会館、大阪民医連、新婦人府本部、府保険医協会・歯科保険医協会などを訪問、知事選への支援にお礼を述べ、今後の連帯・交流の強化について決意を披瀝しました。

 

伊波さんの本、完売

 大阪実行委員会は「2・8のつどい」にあわせて、伊波洋一さんの著作『普天間はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい。』を新たに100部取り寄せ、講演の前後に会場で紹介しましたが、伊波さんのサイン入りとあってとりわけ好評、完売しました。

 

思いやり予算の削減・廃止を求める
国会請願署名を

 

  1月28〜30日に沖縄で開催された中央実行委員会の全国代表者会議と基地闘争交流集会には、本土から13中央団体、21地方代表48人と沖縄の72人、合せて120人が参加、沖縄を先頭とする2010年の歴史的なたたかいの成果を確認するとともに、「基地のな 思いやり予讃削減・廃止を求める署名 い沖縄と日本、安保廃棄めざす全国の連帯」の方向を力強く打ち出しました。(中央機関紙「安保廃棄」2月15日号参照)。
 その中で沖縄問題と並んで、3月に期限切れを迎える「思いやり予算」に対するたたかいの強化が特に強調されています。
 国民生活への攻撃がいっそう強められようとしている来年度予算問題とも結びつけて、思いやり予算の削減・廃止を求める国会請願署名を一気に集めようではありませんか。
集約最終締切りは3月18日。カラー刷り署名用紙を活用してください。