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短信
◆大阪安保は、 この間、知事候補・伊波洋一さんの新著『普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい』(1050円)を50冊普及しました。
◆「日本平和大会in佐世保」が近づいています。10月8日、大阪安保・上羽治雄幹事らよびかけ3団体(平和委員会、原水協と)の代表が10月8日、21団体を訪問、大会派遣や学習パンフの普及を申し入れました。 パンフ「どうする?米軍普天間基地&日米安保条約」(1部250円は、現在約700部が活用されています。
◆中央実行委発行「日米同盟・解説、資料集」(1200円)あります



イハ洋一候補必勝のため、最終盤の奮闘を
「横一線」の大激戦−沖縄知事選の情勢

 11月28日投開票の沖縄県知事選挙は、普天間基地の早期返還と県民の くらし・福祉を争点に、激しいたたかいが展開されています。 今回の知事選挙は、普天間基地の閉鎖・撤去、「県内移設反対」が県民の揺るがぬ総意となっているもとで、基地をめぐって「沖縄県民対日米両政府」という対決の構図となっていることが最大の特徴です。
 1月の名護市長選挙、9月の名護市議会議名護市役所まえでの、イハ候補の訴え(11.22)員選挙での新基地建設反対派の勝利によって「県内移設反対」はより強固なものとなっています。このもとで現職候補も「県外移設を」と態度を変化せざるをえなくなっていますが、「県内移設反対」を口にせず、県内移設の余地を残す態度で選挙戦を乗り切ろうとし、現職のもつ知名度に加え、企業ぐるみ動員など、財力にモノを言わせた死にものぐるいの選挙を展開しています。
 一方、新基地を押し付ける民主党は、候補者を立てることもできず、「自主投票」を決め、過去に条件付きで辺野古を容認した現職候補を「暗黙の支援」に回ろうとしています(12日、「毎日」)。
 沖縄の自民党は「中央には推薦要請しない」など、現政権党と前の政権党が、公然と県民に旗印を示せないところまで、県民のたたかいが追い込んでいます。
 イハ洋一候補は「新しい沖縄へ」をかかげ、「県内移設反対」、辺野古に新たな基地建設を許さないため、勝利に向けて連日奮闘、イハ候補への期待と共感は大きく広がりつつあります。選挙の勝敗は、文字通り最終盤のたたかいをどちらが制するかにかかっています。

大阪安保の支援隊続々名護へ

11.21イハ勝利北部決起集会 大阪安保の支援隊が次々と名護に駆けつけ、それぞれ1〜3週間とい う中・長期の日程(延べ人数にすると170人にもなります)で、連 日、6時の早朝宣伝から夜までフル回転、現地でたいへん大きな役割を果たしています。
 知事選挙の主戦場は那覇や宜野湾になりますが、「辺野古」の基地問題を抱える名護で負けるわけにはいきません。現地では、大変な状況の 中で四苦八苦しながら、日々活動範囲と内容を広げている報告が入っています。

 11日(告示日)と16日に大正区で宣伝行動

  大阪実行委員会は、沖縄知事選が告示された11日午後、沖縄出身者の多い大正区で宣伝カーを走らせ、「今度の選挙は沖縄から基地をなくす絶好の機会、ぜひ、イハさんへ」と訴えました。
 この日は、約5時間にわたって5名が行動、JR大正駅前や平尾商店街などでスポット演説をし、通行人や近隣の各戸に「イハ洋一候補の勝利で基地のない平和な沖縄を!」とよびかけたビラ1800枚を配りました。
 2回目の16日も大教組宣伝カーに5人が乗り込み、流し宣伝をしながら、千島団地、小林住宅、平尾・南恩加島などで訴え、3000枚のビラを配布しました。
 「基地はダメ」と言いながらも「基地がなくなったら沖縄の経済は大変」「攻撃をされたらどうするのか」などと真剣に問いかける市民や足を止めて訴えに聞き入るお年寄、駆け寄ってきて「主人が沖縄や、がんばって、ありがとう」と握手を求める住民など、大正区ならではの確かな反応が各所でみられました。

「朝日」(11・10掲載)意見広告に大きな反響

 「朝日新聞」全国版に「普天間基地撤去」のカラー1面の意見広告が掲載された10日、事務局の中央安保には40通をこす電話、100通ものメールやFAXが全国から殺到したといいます。大半が意見広告に賛成の声、「感動した」「びっくりした」「カンパを送ります」など・・。
 広告には虫眼鏡で見ても読めないほど細かい文字で賛同した2974の団体名が列記されています。個人賛同は2594人。
 大阪からの賛同団体は221団体。

「沖縄連帯10・23大阪集会」に 1300人

   中央実行委員会が提起した「沖縄に連帯し、基地も軍事同盟もない日本をめざす行動月間」の「10・23中心に全国いっせい行動を」に呼応して、大阪では憲法会議・共同センターと大阪革新懇によびかけ3団体共催の「10・23集会」を開催しました。
10.23大阪集会 当日は天候にも恵まれ、迫力ある沖縄民謡と民舞の紹介で開会、赤嶺議員の「普天間・知事選情勢の報告」はたいへん好評でした。伊波知事候補、稲嶺・名護市長のメッセージも紹介され、参加目標には及ばなかったものの沖縄連帯の気運にあふれた意気高い集会になり、集会カンパも45万円をこえました。
 主催3団体協議の結果、カンパのうちから30万円を現地に届けることを確認しました。

「安保改定」から50年 学習と交流のつどい
北区安保実行委

 北区実行委は10月29日、夜、国労会館で学習会を開催しました。西晃弁護士が「普天間無条件返還と安保抑止力論」について講演。開会前にDVD「どうするアンポ」を上映、参加者から「映像と先生の話でよくわかった」「安保の条文に照らした話で、あらためて勉強になった」などの声が寄せられました。


岸和田実行委は、 2回の安保連続講座

 10月29日、市職員会館で開かれた第1回には21人が参加、DVD「どうするアンポ」第1部を鑑賞した後、大阪安保・竹馬稔事務局長が、安保が押し付けられた歴史的経過にふれながら安保の実態を告発しました。2回目の11月19日には、同DVD第2部を上映した後、沖縄基地問題や「抑止力」、国民生活との関連などについて竹馬事務局長が報告。