2020年の年頭にあたって
 ―事務局長 守山 貞三

2020年1月9日



  安倍首相は新閣僚20人中12人を日本会議議連の幹部で固め、改憲への執念をもって臨時国会に臨みましたが、相次いで二人の閣僚が辞任に追い込まれ、「桜を見る会」で自身に関わる「私物化」が野党に追及され、疑惑を暴かれることを恐れて早々に国会を閉会することとなり、4国会続けて憲法審査会で自民党の改憲案を示すことができませんでした。

 にもかかわらず、国会閉会後の記者会見で「(憲法改正は)必ずや私の手で成し遂げたい」と述べ、2021年9月までの自民党総裁任期中の改憲実現に強い執念を示しています。
 そして、自民党が各地の改憲集会で使用するために党の国会議員や各都道府県連に配布している安倍首相のメッセージ動画では、全編の半分程も自衛隊の映像を延々と流し、首相が賛美し続け「憲法にしっかり私たちの『自衛隊』を明記しよう」と求めます。
 このような行為自体が憲法99条の憲法尊重擁護義務違反であり、「三権分立」の原則を踏みにじるものですが、9条こそが改憲の標的であると自白するものです。

 暮れに共同通信が行った世論調査では、安倍首相の下での「憲法改正」に「反対」が54.4%と、11月よりも5.2%増加し、産経やFNNの調査でも「賛成」が減り「反対」が増えています。
 憲法までも「私物化」し、立憲主義を壊す安倍政権を許すわけにはいきません。

 11月に結成された「全国首長九条の会」の共同代表を務める東京武蔵野市の市長が12月議会において、自民党議員からの攻撃に応えて「首相が9条を変えると信念をもって取り組んでいるなら、私自身も信念をもって市民のためにも9条を変えない立場を明確にすることは、改憲発議に言及されている中で必要である」と述べられたことは重要です。

 その安倍政権が暮れに閣議決定した20年度の政府予算案では、消費税増税によって落ち込んだ景気への本来必要な対策を取らず、社会保障予算では自然増の1200億円を圧縮する一方、8年連続増額した軍事予算は5兆3千億を超え過去最高を更新しています。

 また、国会審議もせず、閣議決定だけで自衛隊を「調査・研究」と偽って中東に派遣することを決定しましたが、年明け3日に米トランプ政権がイランの司令官を殺害したことにより、緊張関係が激化し、自衛隊の中東への派遣など、極めて危険なものとなっています。
 また、暮れにはカジノ汚職も発覚、担当副大臣だった自民党の秋元議員が贈賄容疑で逮捕され、カジノ議連として知られる岩屋前防衛相や維新の会の下地議員らも事情聴取されています。

 この様に、「戦争する国」づくりを推し進め、国民の声に耳を傾けようとしない安倍政権は、立憲主義と民主主義を踏みにじり、ウソとごまかしで国民を愚弄し、対米従属と財界中心の政治を極限まで貶めています。
 「桜を見る会」疑惑では、どの調査でも7割の国民が首相の説明に納得していないと答えています。安倍政権は、年が明ければ忘れてしまうだろうと、国民を侮っているかもしれません。

 しかし、私たちは決して忘れず、決して諦めず、追及の手を緩めることなく、今年を、市民と野党の力によって政治を変える「変革の年」にしようではありませんか!
 共に頑張りましょう!!


すすむ、日米軍事一体化

2019年12月12日


宮古島・石垣島への支援連帯行動に参加して
事務局長:守山禎三

2015年4月の日米ガイドライン、安保法制の下、日米一体化が進められ、自衛隊が米軍の肩代わりを担わされる動きが激化し、南西諸島では中国を意識したミサイル基地の配備など自衛隊基地が増強され、住民の意思を無視した工事が急速に行われています。

 宮古島・千代田地区。ここには、真新しい自衛隊官舎が立ち並び、今年度中に地対艦・地対空ミサイル部隊800人が配備される予定です。

 宮古島の住民がこの計画を知ったのは2015年5月12日。前日に国から下地市長に陸自警備部隊とミサイル部隊の配備についての打診があったという地元紙の報道からです。  しかし、防衛省はこの時点で既に次年度予算に用地費数十億円を計上しており、下地市長が自衛隊の訓練場や官舎の建設が予定されている民間ゴルフ場の土地買収を国に申し入れたということが報じられています。

 この間、いくつもの市民グループが立ち上がり、「市民に何の説明もないまま議会で決めるのは納得できない。早急に市民説明会を開くべきだ」と市長や市議会に要請や集会、街頭宣伝を行っていたにもかかわらず、7月8日には本会議で陸上自衛隊の早期配備を求める「意見書」が採択されます。

 市長は「弾薬庫やヘリパッドは造らない」という防衛省の説明を無批判に受け入れ、結果、2017年10月末から造成工事が開始されます。

 住民の監視活動の中で、「保管庫」と説明して建設されたものが「弾薬庫」だったことが判明し、防衛省の平気で国民を欺く姿勢が問題となっていますが、未だに防衛省からも市長からも市民へのまともな説明はされていません。

 しかも、「弾薬庫」のすぐ近くにはジェット燃料等700tを貯蔵する燃料タンクが、地下に「空洞」が認められる軟弱地盤の上に造られており、貴重な地下水の汚染が危惧されています。

 さらに、千代田では「弾薬庫」からわずか75m、保良では200mしか離れていないところに民家があり、半径500m以内には集落や農地があります。このことからも住民を無視した防衛省の姿勢、そしてそれを容認する市長と与党議員の責任は重大です。

 国民の主権、いのち・安心・安全を脅かし、地方自治・民主主義を踏みにじる「戦争する国」づくりが全国で進められています。

 全国が我がこととしての位置づけの下、連帯してたたかいましょう。

(安保破棄ニュース№512より)


◆米軍基地と変貌する自衛隊~京都米軍基地&自衛隊視察ツアー (クリックで本文表示)

◆臨時国会開会 (クリックで本文表示)

◆日米地位協定の抜本的改定にむけて (クリックで本文表示)

◆いまこそ、市民と野党の共闘を前進させるとき (クリックで本文表示)

◆誰もが自分らしく
暮らせる明日の実現を (クリックで本文表示)


◆不屈の闘いを学ぶ
大阪安保「沖縄平和ツアー」 (クリックで本文表示)


◆すすめよう!!
市民と野党の共闘 (クリックで本文表示)


◆勝まであきらめない
沖縄とともにたたかいを続けよう! (クリックで本文表示)


◆今年は政治決戦の年
主権者国民は決して諦めない! (クリックで本文表示)


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◆沖縄県知事選挙
大阪安保としての勝利報告集会 (クリックで本文表示)


◆沖縄県知事選挙
大阪安保としての勝利報告集会 (クリックで本文表示)


《とりくみカレンダー》
2020年2月
22日(土) 辺野古新基地反対・首里城再建
沖縄連帯のつどい

◆日時:2月22日(土)18:00~
◆場所:西成区民センター


「自衛隊の中東派遣に反対する要請」(中央安保)
 安保破棄中央実行委員会は、安倍内閣が自衛隊の中東派遣について年内に閣議決定し、年明けにも実施する意向であることに対し、海外派遣に断固反対し、中止を求める要請を防衛大臣あてに提出しました。〔2019年12月18日〕 PDF


◆日米地位協定の抜本的改定を求める請願~三団体(全国革新懇・憲法共同センター・安保破棄中央実行委員会)連名の新しい署名用紙です
(署名用紙‐PDF)


日米地位協定の異常さが短時間で学べる「日米地位協定告発リーフ」活用のお願い
 安保破棄中実行委員会は、日米地位協定の異常さが短時間で学べる「日米地位協定告発リーフレット」を作成しました。来年の6月までに500万目標に取り組む、日米地位協定の抜本改定を求める署名運動の推進資料として幅広い活用を呼びかけます。
 「日米地位協定の抜本的改定を求める請願」署名と、「日米地位協定 -沖縄からの告発」のブックレットとともに大量活用をお願いします。大阪安保までご連絡お願いします。


日米地位協定の異常さが短時間で学べる「日米地位協定告発リーフ」PDF版はコチラ
「辺野古新基地建設工事中止・普天間基地撤去を求める」新聞意見広告を6紙に掲載〔2019年4月9日〕 PDF


安保がわかるブックレット⑰『日米地位協定-沖縄からの告発-』の活用の呼びかけ
 安保破棄中央実行委員会は、日米地位協定の抜本改定をすすめるために、新しいブックレット⑰『日米地位協定-沖縄からの告発-』を発行しました。執筆者は仲山忠克さん(弁護士、沖縄革新懇代表世話人)、小泉親司さん(安保破棄中央実行委員会常任幹事)、渡久地修さん(日本共産党沖縄県議団長)の3人。日米地位協定の成り立ちと基本的問題とともに、具体的事例を通して日米地位協定の問題点を明らかにしています。沖縄に連帯、支援する活動の学習テキストとして活用を呼びかけます。頒価400円、大量活用割引あります。(中央安保呼びかけビラより)
 問い合わせは大阪安保までお願いします。


安保がわかるブックレット17-日米地位協定~沖縄からの告発~

「辺野古新基地建設工事中止・普天間基地撤去を求める」新聞意見広告を6紙に掲載〔2019年4月9日〕 PDF


◆辺野古に新しい基地はつくらせません―世界一危険な普天間基地の撤去を
(署名用紙‐PDF)


 米軍は、10月21日深夜午前4時15分過ぎに経ヶ岬の米軍基地にXバンドレーダーを搬入した。石川県航空自衛隊小松基地からの陸路搬入で、住民に全く知らせず、またマスコミにも知らせず秘密裏に強行した。Xバンドレーダーの搬入強行は、とうてい認めがたいものであり、私たちは満身の怒りをこめて抗議する。(安保破棄・諸要求貫徹大阪実行委員会の「抗議声明」より)
◆発表した【抗議声明】全文はコチラ(ワード文書)



(左)「10・6オスプレイ来るな」日米合同演習反対あいば野大集会ポスター(1枚100円で頒布中) 
《新着情報・よびかけ》

◆安保破棄ニュース513号(2020.1.9 )

■あけましておめでとうございます
「2020年年頭にあたって」事務局長・守山禎三
■12月の23宣伝行動
12月23日に、通算382回目の23行動
■日米地位協定の抜本的改定に向けて
日米安保条約・日米地位協定60年目の今年を飛躍の年に!
■「沖縄連帯の集い」を2月22日(土)に開催
「オール沖縄会議」共同代表・前名護市長
 稲嶺ススムさん来る!
■大阪安保2020年総会(幹事会)
3月28日(土)午後1時半~国労会館で開催




513号PDF版  ワード版はコチラ

《辺野古新基地反対・首里城再建》
◆沖縄連帯のつどい-稲嶺進さんを迎えて
◆日時:2020年2月22日(土)西成区民ホール
   午後6時開会

◆お話は「オール沖縄会議」共同代表、前名護市長の稲嶺進さん。演題は「辺野古は今」。他に●辺野古の映像上映、●「ちばりよ~沖縄合唱団」の演奏など


(印刷用PDF)




オスプレイの配備撤回、自衛隊のオスプレイ導入中止を求める(声明)2017年8月9日

◆長編映画「沖縄ぬ思い(うちなぁぬうむい)」
予告編(3:37)

■沖縄県民は米軍基地の押しつけにどうあらがってきたのか?
翁長知事を先頭にした「オール沖縄」の闘いの源流はなにか?
答えはすべて沖縄の歴史にあります。今回、沖縄に残された貴重な記録映画も交え、いまにつながる沖縄の歴史を知ることができる長編ドキュメンタリー映画「沖縄ぬ思い」が製作されました。
上映時間、1時間38分。ぜひみなさんそろってご覧ください。

大阪での上映運動を進めています。上映会の日程などが決まり次第掲載していきます。また、DVD、Blue-ray版での貸し出しを行いますので、取り扱いなどについて大阪安保までお問合せください。

https://www.youtube.com/watch?v=1RYuCTiQi6c